このたび，吹田地学会が再出発することになり，その会長を引き受けることになりました。吹田との関わりは，大学卒業後3年ほど府立と私立の高校非常勤を経て，4年目から関西大学第一高等学校中学校に勤めることから始まります。研究対象は「大阪層群の層序（地層の積み重なりかた）なので，20年ほど前までは千里北公園内の地層やその北側の竹藪などへ，生徒を連れて野外実習を行っておりました。

吹田地学会には2004年10月の発足時から会報を頂いております。しかし，校務や他行事の兼ね合いで参加できていなかったので，この機会に，自然観察会（巡検会）や各種講演会・シンポジウム等を通じて，会員の皆様とともに「吹田の生いたちと未来」について学んでいきたいと思います。

　　吹田地学会会長
　　　橋本　定樹